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オーロラと紅葉のアラスカ

今回は僕にとって2ヶ月ぶりのアラスカですが、緯度の高いアラスカでは白夜の6月から1日7分という急激な速さで日が短くなり、たったの2ヶ月で9月にはすっかり広大な大地が紅葉で覆い尽くされ、宇宙から降り注ぐオーロラは唯一無二の別世界でした。

季節はガラリと変わりましたが、ユーラシア大陸と北米大陸がぶつかり合う激しい地殻変動。氷河の下で起きた噴火による途方も無い量の氷河洪水など、想像をはるかに越えた活動が創り出した地球の姿には相変わらず圧倒され、その途方もなく広大な大地の中で動物たちは変わらず悠々と暮らし、アラスカは時間の流れも全く別世界に感じられます。

今回はデルタ航空でしたが、6月と同じくシアトルでアンカレッジ行きの国内便へ乗り継ぎ。
デルタ航空は保安検査場を通過後、シャトルトレインに乗る事もなく、国内線ゲートまで直ぐでした。

 

アンカレッジに到着日、スーパーで買い出しをしてから2連泊する別荘へ。
フィヨルドの湾岸に程近い森の中の静かな別荘地。スーパーで買い出しした魚介類で夕食にブイヤベースを作りました。



2日目は早朝出発でEXIT氷河を訪れるため、キーナイフィヨルド国立公園のシュアードへ。
到着時は小雨が降ってたのですが、午前中に動物園で時間調整をしたので氷河の入り口に着く頃には劇的に晴れ間が広がり始めました。

ここには幾つかトレイルがあるのですが、氷河の上まで行くコースは往復9時間ほど掛かるので、この日は足慣らしで難易度の低いルートでハイキング。

 

それでも両側から迫る氷河地形や岩肌を侵食しながら流れ落ちる多数の滝に圧倒されます。
ランチは持参してきたおにぎり♪ 大自然の中、特に巨大な氷河地形の中で頂くランチはどんなレストランも敵いません。

3枚目のランチをしてる場所の横には15年前まで氷河がありましたが、地球温暖化の影響でこんなにも後退。でも後退したお陰で氷河が侵食した谷を見る事ができたので、物事には色々な側面がありますね。

 


EXIT氷河まではアンカレッジから片道2時間ほど掛かりますが、道中も絶景の連続。ハイウェイ沿いに槍穂高連峰や剱岳を超える程の険しい山々が無数に連なり、それが地平の彼方まで続いている。 あまりに壮大な山岳風景の中では長距離運転も全然苦じゃないですが、よそ見大敵w


実はこの日は早朝の天気が良くなかったので、雨の中をEXIT氷河ハイキングなんて残念極まりないので、EXIT氷河へ向かう途中にある動物園に寄って時間調整をしてからEXIT氷河へ向かったので、晴れ間を掴む事ができタイミングバッチリでした。

天気をコントロールする事は出来ませんが、予定を入れ替えて晴れ間を狙ういつもの作戦。その日の空の様子を見て予定を入れ替えるのが可能なのもプライベートツアーの良いところですね。

ここは所謂一般的な動物園ではなく、親から見捨てられた孤児や事情があって自然の中で生きられない個体を中心に、広大な敷地の中で可能な限り自然に近い形で生活していて、動物園というよりサファリパークに近い形態でした。

実際のフィールドに出かける前に、こうして本物を自分の目で確かめておく事で、本番でも見つけやすくなります。

 

 

3日目はいよいよデナリ国立公園へ向かいますが、朝から快晴だったので、アンカレッジの街のすぐ裏にある山へブルーベリー狩りへ。
アンカレッジは海沿いなのに周囲を高山に囲まれてるので、車で15分ほど走ると壮大な山岳地帯に辿り着けます。


アンカレッジから直ぐの距離でこの壮大さ。 ブルーベリーは駐車場から誰でも歩けるような簡単なトレイル沿いに生えてるので、残念ながら狩り尽くされていました😅
でも朝陽に照らされた山がとても美しく、予定には無かったけど思いつきで来て見て良かった。

さてさて、アンカレッジを離れ最初の大きな町パーマーで、コーヒーやドーナッツなど移動中のお供を買いに寄り道し、ガソリンも補給。



この後はデナリ国立公園の少し手前、6月にキャンプしたタルキートナの町でランチ。
皆んなでサーモンバーガーを頼みました。優しい味だったけどなんかパンチが足りない気が😅


道中で見つけたホワイトバーチ(白樺)の蜜や樹液を商品にしたお店へ寄り道。
まだ3日目なのにメンバーの皆さん、既にお土産を買い込んでましたw

さてデナリ国立公園が近づくと壮大な草紅葉にツンドラ広がり始め、険しい山岳が見たことも無いほど壮大な紅葉に覆い尽くされ、切ないほど美しい世界に様変わりしていました。


アラスカは全てが壮大過ぎて、とにかく距離感がバグります。

ビジターセンターで国立公園の入園料と車両代を払い、バスセンターでシャトルバスのチケットを予約。

皆さんが買い物をしてる間に一人でバスセンターにシャトルバスのチケットを予約しに行った帰りにムースに遭遇。

その後、10年以上アラスカで写真を撮り続けている佐藤大史君とデナリ国立公園の入り口で会いましたが、彼は普段は安曇野に住んでて、家族ぐるみで行き来をしてるので、アラスカで会ってる事が何だか新鮮でハッピーな気持ちになりました。 と、向こうも言ってました😁

 

今日の宿はリビングが1階と2階に二つもあり、4ベッドルームの豪邸の窓の外には絶景が広がり、テラスに出ると大きな足のカンジキウサギが庭に遊びにきていました。

今回泊まったのは公園入り口から車で10分ほどの町『ヒーリー』
自炊をするために大きなキッチン付きの別荘を借りたのだけど、ヒーリーの町には今思い出してもヨダレが止まらなくなるほど美味い『49STATE』というステーキハウスに出会ってしまったので、この日から三日三晩ステーキ大会が始まってしまいました。

ステーキはビーフも勿論美味かったけれど、エルクやヤク、カリブーの肉まであり、ステーキもハンバーガーもどれもこれも絶品でした。
 普通、ステーキもハンバーガーも1週間、いや1ヶ月に一回食べれば十分だと思うのですが、全員一致で『今日も肉が食べたい!!』と、まるで千と千尋の食欲が止まらくなった千尋の両親みたいに全員が肉の虜になりました🤣

4日目(デナリ国立公園2日目)は House Shoe Laleトレイルでハイキング。

トレイルヘッドは何と、アラスカ鉄道の踏切! 映画『スタンドバイミー』のように線路を歩き始めます。 


程なく山道に入ると、いきなり巨大なコウタケ!! 

コウタケは干して炊き込みご飯にすると絶品なのですが、巨大になり過ぎて少し古かったので念の為やめておきました😅
でも森の中はキノコだらけで、キノコ研究家(キノコ検定二級)の私としてはワクワクが止まりませんでした。

坂を下り切ると、水面に山を映す美しい湖の畔。

 

 

湖畔を一周するルートで暫く歩きていると、目の前に立派なビーバーダムが現れました。

ビーバが途方もない労力と技術で作り上げた立派なダムに感動しました。

ビーバーダムを知らない方へ。
ビーバーダムはビーバーがコツコツと木をかじり倒し、泥や石や枝などと混ぜ合わせて川を堰き止め深い池を作り、その中に巣穴の入り口を水没させるように巣を作り、クマやオオカミなどの天敵から身を守り安全に生活している。 
 このダムが建造されると堰き止められた川の周囲には湿地帯ができ、魚、両生類、水生昆虫、鳥類のみならず、水草が大好きなムースの生活の為にもなっているので、生態系、生物多様性に大きな恩恵をもたらすビーバーを自然のエンジニアと評価されているのです。

雄大な景色も素晴らしいが、このようなビーバダムや巨大なコウタケとの出会いも幸せな1日でした。

 

この日のディナーもステーキ三昧。 サーモンの本場、アラスカンサーモンステーキも頼みましたが、皆さんの評価は肉のステーキには勝てませんでした。(本当に思い出しただけでヨダレが出ます)

そしてこの日の夜、予想だにしなかった光景を見ることになりました。

オーロラを観測するにはアンカレッジやデナリよりももっと北のフェアバンクスの方が適してるのですが、夜中の1時頃に突然目が覚め何だかソワソワしたので外に出て見ると・・・程なく空に浮かぶ雲が緑色に光り始め、『もしかしてオーロラ??』と興奮しつつも、もし違ってたらこんな夜中に皆さんを起こしたら大ヒンシュク。 と更に森の奥の道へ行くと雲の遙か上空にグリーンの光がゆらゆらと動き始めたので、急いで宿まで走り全員を叩き起こしました。

再び外に出て全員で車に乗り込み、少し離れた森の入り口に到着した頃には光量が減っていて、ピークは短く過ぎてしまったようでしたが、1番のピークで目が覚めたのは、もしかしたら磁場が強くなってナマズのように反応して起きたのかも知れません。

生まれて初めてみるオーロラは2日後に訪れる予定のフェアバンクスだと思っていたので、前倒しの嬉しいご褒美に幸せな気持ちで再び眠りについたのでした。



幸せな気持ちで眠りについたと言っても、夜中にオーロラ観察に出たので寝たのが3時。そして5日目の朝は5時起床。
実はこの日は始発のシャトルバスに乗り、現在バスで入れる最奥まで行く予定だったのであまり寝れませんでした。

寝不足のはずが、バスが進むにつれ劇的に変化していく山の姿が素晴らし過ぎて眠気も吹っ飛び窓の外の景色から目を離せません。バスでは自分が運転しなくて良いので好きなだけ見ていられるのが幸せです。

 

途中のトクラットリバーで15分のトイレ休憩。

そして、見えてきたのが標高6190mのデナリ!

手前にある4000m越えの山々達からもデナリの巨大さが分かります。

デナリは長年アメリカ大統領の一人マッキンリーの名前で呼ばれていましたが、2015年オバマ大統領により先住民の言葉『偉大なもの』であるデナリに変更。僕もデナリの呼び方が好きで、人智など足元にも及ばないほど偉大な存在感でした。

緯度が高く北極圏に近いので、その過酷な環境は赤道に近いヒマラヤと同等らしいです。

数年前の土砂崩れにより現在シャトルバスが入れるのは43マイル地点まで。

 

ここから先は2027年まで入れないらしいので全員下車。


途中下車とは言ってもダートの山道を70キロ以上もバスに揺られてきたので、開放感が素晴らしい!


多くの人はここからまた折り返しのバスに乗って帰りましたが、せっかくなので僕たちは暫く歩きました。
実はこのシャトルバスは好きな所で乗り降り自由なので、暫く歩きを楽しみ帰りは適当な所でバスに乗せてもらう作戦。

 

 

広大な大地を貸し切りでのんびり歩いていると、突然目の前にホッキョクジリスが出てきてくれ、色々なポーズでサービスしてくれました。

 

 

暫くハイキングを楽しんでると後ろから砂煙を上げながらバスがやってきたので、手を上げて乗せてもらいました。



さよならDenali! 



さて、この日は午後からもう一本、サベージリバートレイルでトレッキング。


ここサベージリバーの駐車場までは一般車両も入れるのでアクセスが良い割に、とても変化があり眺めも最高! 6月に来た時は高山植物パラダイスでした。

岩場もあるので登山初心者の数名には歩き方や注意点などレクチャーしながらハイキングを楽しんでもらいました。


上から眺める紅葉絨毯の広いこと! 道路にバスが何台か写ってるのでバスと比較すると大きさが分かるかも。



途中までは気持ちよかったのだけれど、稜線に出るとよろけるほど風が強くなってきたので帰りの安全も考え途中で引き返しました。


そういえば、下山中に『HELP ーー!!』と助けを求める声が聞こえたので下を見ると、ガレ場に滑落した女性とそれを助けようとして動けなくなった男性が見えたので、我がパーティの皆さんには安全の為その場に待機してもらってから現場に行き、僕がガイドである事を伝えて落ち着かせてそれ以上滑落しないように元の登山道まで戻しました。何が原因か一目瞭然だったので水を飲ませてる間に軽く叱り、注意をして下山するよう伝えました。
 まさかアメリカで若いカップルをレスキューするとは思いませんでしたが、たまたま滑落直後に通りがかった事と、何より怪我なく無事で居てくれたことが良かったです。

今回は登山初心者も数名含まれていましたが、アラスカでの登山は貴重な経験になったのではないでしょうか。

そしてヒーリーの宿に戻ると・・・三夜連続ステーキです🤣 この日はそこそこ歩いたのでまた格別に美味しかったです。
お店の人も毎日来る日本人に笑わってる様子でしたが、それだけ美味いし、この店のファンは多いと思います。3日連続は来ないと思うけど🤣🤣


そしてこの夜には皆さんに、今後の天気の事でインフォメーション。
実はこの時に台風並みの大きな低気圧と大きな寒冷前線に挟まれ天気予報が良くなかったのですが、旅の士気が落ちるのが嫌だったので黙っていたのですが、『大きな寒冷前線と低気圧が迫ってきてるね』という情報が皆さんの耳に入ってしまったので、僕なりの予想を説明しました。
 
まず、アラスカに限らす海外の天気予報は日本ほど精度が高くなく当てにならないと言うことと、低気圧と低気圧の間は軽く高気圧になってるはずだし、アラスカ山脈の6000mの壁が低気圧を北西コースに押しやってくれ、僕らが今いるデナリから明日向かうフェアバンクス一帯は低気圧に挟まれた高気圧になる可能性があるので『良いイメージをキープしながら希望は捨てずに行きましょう!』と元気づけてから寝ました。

因みに、当てにならない海外の予報や地上天気図よりも、僕が参考にしてるのがアメリカ海軍の『北半球高層天気図』
これを見て高層(特に500hPa)の等高度温度や渦度の湾曲具合、湿度変化、風向を見て自分で予想する方がはるかに当たることが多い。(これは日本でも僕が良くやる手です)



そして夜が明けると、快晴!!



気分が良かったので、開店と同時にまたまた49thへ行き、この日の移動中のランチのためにハンバーガーを買い込んでから、ヒーリーを離れ一路フェアバンクスへ向かいました。



広大なツンドラの大地を走ること2時間。ネナナという小さな田舎町にランチと給油のため寄りました。

先ずはゴールドラッシュ時代、アラスカ鉄道の駅舎だったミュージアムへ。


建物の裏へ回り込んでみると静かな風が吹き、地平線まで続く線路から、遠い昔のアラスカ鉄道の音が響いてくる来るような感覚を覚え、一人で感傷に浸ってました。

デナリの駅もそうですが、アラスカ鉄道の駅はアンカレッジなど都会は別として、途中の駅には改札やホームというものが無く、そのまま乗り込むスタイルらしく、それがまた周囲の風景とマッチしていて好きです。

僕は1980年代の頃からアメリカを旅していたので、オールドアメリカンの雰囲気を残す田舎町の雰囲気がたまりませんでした。

一通り感傷に浸った後はミュージアムの近くの公園でランチ。ヤクやエルクの肉のハンバーガー😅

肉も絶品ですが、このバンズが誰がどう見ても美味そうな姿をしてますよね。

 

ランチを済ませ2連泊する宿に行く前にフェアバンクスのスーパーで2泊3日分の食材の買い出し。
スーパーレジの若い男の子に、アルコールを売ってる店を訪ねたところ、なんとレジを閉めて一緒に着いてきて案内してくれたのですが、アラスカでも若い人たちはみんな日本のアニメで育ってきたので、日本人びいきで優しくしてくれます(これは最近何処の国へ行っても感じることです)
因みに宮崎駿さんのファンだったみたい。

無事買い物も終わり2連泊するNorthen Sky Lodgeへ到着。

フェアバンクスから70キロほど郊外のここは、敷地がとても広く街の明かりが無いのでオーロラ観測には最適。

 



この日はキーマカレーとポークソテー。部屋は個室ですがキッチンは共同。

当然キッチンは外国人仕様なので台の位置がアマノッチの胸の高さ🤣  この高さでは手が疲れるだろうに、ズーーっと手伝ってくれてました。
肩凝り持ちの僕が長距離運転や毎日のガイド業務で疲れが溜まってると気遣ってくれるさり気無い優しさに感謝😇

気遣いといえば、今回のメンバーさんにはマッサージが上手な方がいらしたので、夜はマッサージまでして頂き、本当に肩と腰が凝っていたので天国でした。


そして、一旦は寝たのですがまた夜中の1時半にふと目が覚めロッジの外に出てみると、他のメンバーさんも外に居てオーロラを待っている様子。

部屋が2階だった僕も庭に降りて夜空を見上げると、北極星と双子座の間を静かに白鳥座の方へ横切る人工衛星。

エントランスの照明がやたらに明るく、オーロラ観察には邪魔だったので電源スイッチを探して消した直後、地平線から淡い緑色の光が揺らぎ始め、暫くすると一気に上空へと広がり始めました。



その時、先ほどより明るい人工衛星がゆっくり夜空を横切り、オーロラはその人工衛星より更に上で光っていたので、とてつもなく高い大気圏、宇宙との境目で、こんな巨大な物が音もなく地球の磁場と太陽からの放射線の力で起こってる現象なのだということを実感し、鳥肌が立つほどの感動でした。

暫くオーロラに見惚れていると突然大きな光の塊が北極に向かって飛んでいきました。
流れ星というにはインパクトがあり過ぎる現象に、またまた都会では見れない宇宙を感じました。

この日も幸せに包まれながら眠りにつきました。オーロラを狙ってわざわざアラスカまで来ても見れない人も少なくないのに、2度、いや3度まで見れるなんて何とラッキーな事でしょう。天気予報も予想通り良い方に外れてくれたのも幸運でした。

翌日は先ずは、ノースポールという街にあるサンタクロースハウスへ。


広い店内にはサンタクロースにまつわる物が所狭しと置かれていて、皆さんお土産を両手に抱えて買い込んでました。
僕はクリスマスライブのために帽子を買い、もちろん12月の永井真理子のライブでクリスマスバーションの曲で被ってピアノを弾きました。

ここは予定には無かったのだけど皆さんから評判良かったので次回も寄りたい場所になりました。

サンタクロースハウスを後に、お次はアラスカを縦断する巨大なパイプラインへ。

このパイプラインは北極海の油田から太平洋沿岸まで、1300キロも縦断する石油パイプライン。
1974年に工事が始まり1977年に完成したのですが、実はこのパイプライン、日本製なのです。

当時の新日本製鉄が、アラスカの激しい気温変化で伸び縮みする金属の特性を計算して特殊なシステムを作り上げたのです。
そんなことをコンピューターも無かった時代の1974年に、はるか遠く離れた気候も全く違う日本人達が考え出した技術力って、凄くないですか? 実際に自分の目で間近に見ると、日本人の誇りと日本人への信頼を感じました。 日本人は技術力だけでなく『納期を守る』から信頼されるみたいです。

パイプラインを見学した後は、さらに北へ100キロほど北上した温泉地、チェナスプリングスへ。

露天風呂というには巨大過ぎる天然温泉の池に入るのですが、水深が160〜170センチほどあるので小柄な日本人は足がつかない人もw。

紅葉に囲まれた大自然の中の露天温泉で疲れを癒し宿へ戻りました。
この日のメニューは鍋でしたが、巨大な椎茸やサーモンなど落ち着く味で美味でした。

8日目はフェアバンクスから一気にアンカレッジに戻り日。フェアバンクスを出ると地平線にデナリが見え、距離の遠さからもデナリの巨大さが良く分かりました。

そしてデナリ国立公園に入りヒーリーの町の手前で、まるで鳳凰が空を飛んで行くような彩雲が浮かび、空から見送ってくれてるようでした。


アンカレッジの宿に向かう前に最後の晩餐の買い出しをしましたが、毎日ステーキを食べてたせいかスーパーでの買い物中も皆さん完全に欲が無くなってました😂

今回は夜中出発の便だったので、最後の別荘はシャワーと仮眠の為だけに利用したという感じでしたが、とても使いやすい物件だったので今後も宿泊する宿リストに入れたいと思います。

仮眠から起き、荷物を車に積み込みアンカレッジ空港へ。

今回のアラスカの旅もいよいよ終わりを迎えます。



今回は寒冷前線と大きな低気圧が次々とアラスカに向かっていたため、連日傘マークが並ぶ絶望的な天気予報でしたが、強運が味方してくれ予報より遥かに良い天気に恵まれ、またスケジュールや時間調整で何とか乗り切り素晴らしい時間を過ごす事ができました。

今回は『オーロラを見るのが一生の夢』と言った方が多かったのでプレッシャーは大きく、毎日予報や天気図を見ては胃が痛くなる思いでしたが、結果的には予定していたトレッキングやオーロラ、野生動物との出会い、デナリ展望、紅葉、温泉、全ての目的を達成する事ができお客様からは『120%大満足!!』なんていう言葉も頂き、ホッとしました。
今回は入念な下見から各種手配、長距離運転、料理、ガイド、予定外のアメリカ人2名の救助まで、慣れない地で我ながら頑張ったと思います。


最後にアンカレッジ空港に着くと、先ずは空港のロビーで皆さんを下ろし、車を返却する前にガソリンを満タンにして戻る途中、何とアラスカ鉄道が大きな汽笛を何度も何度も鳴らしながら目の前を通過し『また来いよ!!』と労ってくれてるようで胸が熱くなりました。


6月の下見も含め3週間過ごしたアラスカでの貴重な体験は新たな宝物になりました。


お世話になったアラスカの皆さん


参加メンバーお皆さん

ありがとうございました!

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コメント: 1
  • #1

    Yasu (木曜日, 22 1月 2026 18:28)

    これは素晴らしい